ディスコミュージックの定番!70年代・80年代・90年代

ディスコミュージックの定番!70年代・80年代・90年代

ターンテーブルで廻るアナログレコード

ディスコミュージックは70年代~2000年初頭まで、各年それぞれの時代を背景にさまざまな曲のジャンルにおいて盛り上がりをみせました。

70年代後半、アメリカの映画サタデー・ナイト・フィーバーの日本上陸が「ディスコ」という場所を爆発的に人気スポットにして以来、2000年初頭まで日本全国で星の数ほどのディスコ店舗が出来ては消えを繰り返します。

それと並行し、ディスコミュージックも20年以上にもわたり世界各国から大量の曲が輸入され各ジャンルで多くの日本人の心を掴みました。

流行りは繰り返されるといわれますが、ディスコミュージックもその20数年の間にジャンルは繰り返されてきたのです。

日本のディスコミュージックにおけるジャンル

プレイするDJの様子

日本において、ディスコミュージックは各輸入されたジャンルそれぞれに呼称があり、携わる業者やプレイするDJは細かく呼称し、サウンドを受け取る一般の聞き手側は大まかにザックリと呼称しておりました。

ここでは、日本国内における一般的なザックリとしたディスコミュージックのジャンル呼称を年代毎にあげてみます。

70年代にディスコでよくプレイされていた音楽ジャンル

  • ソウル
  • R&B
  • ファンク
参考記事 ディスコ 70年代の曲で絶対にハズせない10選!70年代半ば編

80年代にディスコでよくプレイされていた音楽ジャンル

  • パンク
  • ハイエナジー
  • ブラックミュージック
  • ヒップホップ
  • ニュージャックスイング
  • ユーロビート
  • ハウス※
※日本のディスコでは80年代後半からディスコミュージックとして「ハウス」が大人気になります。一言でいえば「ハウス」ですが、細分化すると曲によっては「アシッドハウス」「ディープハウス」「ガラージハウス」「ヒップハウス」「オービエントハウス」などなどあげたらキリがないほど細分化されておりました。

参考記事

90年代にディスコでよくプレイされていた音楽ジャンル

  • ハウス
  • テクノハウス※
  • ユーロビート
  • クラブ&ディスコ
  • トランス
※こちらもハウスの中の細分化された呼称ですが、あの一世を風靡したジュリアナ東京にてDJジョンロビンソン氏のマイクパフォーマンスと共に圧倒的な支持を受けました。

参考記事

【ジュリアナ東京の曲】これだけは外せないベスト15選!

ユーロビート90年代前半パラパラ旋風の名曲15選!

ユーロビート90年代後半~パラパラ旋風の名曲15選!

2000年代初頭にディスコでよくプレイされていた音楽ジャンル

  • ユーロビート
  • ハウス
  • EDM
  • ヒップホップ
  • R&B
ディスコミュージック
上記は代表的な呼称ですが、ディスコミュージックをジャンルで絞ろうとすると、様々な呼称があふれ出てきます。

90年代にディスコへ夢中になった方々からしてみると、70年代~80年代前半に流行ったディスコミュージックは「ダンクラ」という一括りでまとめられる方も多いでしょうし、70年代を中心にディスコへ通い詰めた方々にしてみれば、90年代以降のBPMのめちゃくちゃ早い曲などをディスコミュージックと呼んでほしくないという意見もあるかもしれません。

20年以上も続いたディスコ文化ですので、皆さん自身が通っていた時代に流行っていた曲に思い入れが強いですよね?ディスコミュージックといえば「これ!」というものは各個人胸の奥に刻まれており、人それぞれ。

つまり年代もジャンルも関係なく、ディスコミュージックということでよいと私は思います。

マハラジャのディスコミュージック

マハラジャの当時のフロント

今更ながらビックリするのですが、GoogleやYahoo!でディスコミュージックという言葉で色々見ていると、「予測変換」や「他の人はこちらも見ています」などの関連用語に『マハラジャ ディスコ曲』などという語句が頻繁に出てきます。

GoogleのAIの技術は凄まじく向上しており、ディスコミュージックで検索する者の意図まで汲んでナビ表示してくれます。このことからも、いまだにマハラジャの当時の曲を懐かしみに訪れているというデータが多いことの証ですね。

「マハラジャ ディスコ曲」という検索ワードが未だに需要のある理由1

「マハラジャ ディスコ曲」となると、なにやらマハラジャが作ったディスコミュージックというイメージですが、実際にはマハラジャで当時かかっていた曲ということは誰でもわかります。

このあたりからも、あの時代のディスコの象徴がマハラジャであったという王道人気の証でしょう。

当時はスマホどころか携帯電話さえ持っている方が限られていた時代であり、ディスクもアナログレコード~CDへの変換期、そして録音もカセットテープ全盛期~MD~CDの時代でした。

そのような中、ディスコのリミックステープは非常に希少価値の高かったアイテムであり、簡単に入手できるものではありません。

  • DJさんに気に入られたらもらえるケース(ほぼ女性)
  • 真の常連やダンパの企画者などでお店のDJさんや上層部と仲良くなる
  • マハラジャの月曜日のカレッジサーキットというイベントに先着〇名までマハラジャオリジナルリミックスミュージックテープをプレゼントといった企画

そのような中、常にディスコのリミックスがディスコへ行かずとも聞けたのが、有線放送です。

忘れもしないチャンネルB30。

そのチャンネルは、当時有線放送にて全国に流れていた東京マハラジャのライブ放送です。営業時間外は録音が流れており24時間このチャンネルではマハラジャでプレイされている曲がノンストップであったわけです。ラブホなどでB30のマハラジャディスコミュージックを聞かれていたかたも多いのではないでしょうか?(笑)

「マハラジャ ディスコ曲」という検索ワードが未だに需要のある理由2

1982年に大阪ミナミにて産声を上げたマハラジャは大人気となり、フランチャイズも含め破竹の勢いでマハラジャブランドの全国展開を果たし、その店舗数は72店舗。

同じブランドのディスコが日本の都道府県の約1.5倍もオープンしていたという事実は、今から考えると改めて凄いと思います。

ディスコと言えば?と聞かれ、年齢によっては「ジュリアナ東京」と答える方も多いでしょう。

しかし日本において伝説のディスコは繁盛期・衰退期はあれどマハラジャ系列最後の店舗であった前橋キング&クイーン1999年の閉店まで約15数年もの間継続したこのマハラジャのインパクトはまさにKING OF DISCOで間違いないでしょう。

ディスコに通ったかたで、マハラジャ系列に行ったことがないというかたは無に等しいのではないでしょうか。

「マハラジャ ディスコ曲」という検索ワードが未だに需要のある理由3

マハラジャのDJの曲のリミックスの特徴として、サイレンサンプラーによる効果音も人気の1つ。

ただ単に曲と曲をつなぐだけではなく、サンプラーの鍵盤を叩き繰り出される発声系や効果音系が加わることにより、聞く側を飽きさせないのも魅力のひとつであったことは間違いないでしょう。

マハラジャが初めて世に出したCDである「MAHARAJA NIGHT Vol.1」にもお店とは一味違うサンプリングが駆使(発声系のサンプリング音源は著作権の問題?)され、これまた新鮮で聞き心地が最高であったのを思いだします。

参考記事 マハラジャのサイレンとサンプリング!

マハラジャもさることながら70年代~2000年初頭にかけて星の数ほど輸入され日本のあらゆるディスコでプレイされたディスコミュージックは永遠に不滅です。

【ディスコ好きが集まり、ライブで語り合うチャンネル】

YouTubeバブル ディスコの舞台裏

【マハラジャ風ノンストップディスコミュージック】

YouTubeディスコメモリーちゃんねる

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