90年代前半にもユーロビートは健在であった!
87年~90年に第一次パラパラブームが発するも90年代に入り沈下。
- 1. 90年代前半~中盤:テクノハウスからユーロビートへ人気が移行
- 2. ユーロビート90年代前半名曲ランキング!
- 2.1. 1位:Try Me/Lolita
- 2.2. 2位:Kamikaze/DJ NRG
- 2.3. 3位:Dark In The Night/Maio & Co.
- 2.4. 4位:HOTLOVE & EMOTION/VIRGINELLE
- 2.5. 5位:MYSTERY IN LOVE/VIRGINELLE
- 2.6. 6位:Heartbreaker/Mike Hammer
- 2.7. 7位:Sugar Baby/Alexis
- 2.8. 8位:KISS ME KISS ME BABE/VIRGINELLE
- 2.9. 9位:Harmony/Valentina
- 2.10. 10位:New Love/Annalise
- 2.11. 11位:What Is Love/Mike Skanner
- 2.12. 12位:SEVENTIES/Dave Rodgers
- 2.13. 13位:BURNING LOVE/D.ESSEX
- 2.14. 14位:Sound Of My Heart/Dave Hammond
- 2.15. 15位:He-Hey Dancin’/King & Queen
90年代前半~中盤:テクノハウスからユーロビートへ人気が移行
90年代前半といえばあの伝説のディスコ「ジュリアナ東京」がオープンし、猛烈な勢いでブームを創り上げたため、思い浮かぶのはテクノハウスいわゆる「ジュリテク」全盛期であることは否めません。
しかしそのような中でもジュリアナ東京のお立ち台問題により、ジュリアナの常連達は他のディスコへ分散し始めジュリアナは閑古鳥。そして皮肉にも他のディスコの集客状況が良好になっていったのです。
その当時でもジュリアナ以外のミーハーディスコはユーロビートも推しておりました。そのDJさん達の恩恵もあってか、94年~の第二次パラパラブームに繋がりました。
90年代前半のディスコは「TWIN STAR」「MAHARAJA」「RADIO CITY」「AREA」「XENON」を中心に、ジュリアナ衰退期あたりは週に1度パラパラナイトを主催し『ボディコンでテクノダンス』から『ルナでパラパラ』へと変貌していった頃です。
そこまでの礎を築いたのが90年代前半~94年~の第二次パラパラブームに繋がるまでの多くの名曲であると思われます。
それでは厳選曲を見ていきましょう。
ユーロビート90年代前半名曲ランキング!
曲ごとにいい感じの箇所からスタートする設定にしておりますので、聴きやすいと思います。
1位:Try Me/Lolita
Try Meといえばカヴァーした安室奈美恵さんのほうが思い浮かびますが、90年代前半ユーロビートの王道Lolita様のTry Meはサビの部分の肘の横打ちパラパラで当時のパラパラ人口増加に火が付いたといっても過言ではないでしょう。そういった意味で1位とさせていただきました。
2位:Kamikaze/DJ NRG
とにもかくにも前奏の部分でその人のパラパラが上手いかどうかのセンスがわかってしまうユーロビートの代表。90年代前半を振り返ると、上手い人はまさに芸術、下手な人のは見ていられないというのが本音。今から考えるとパラパラは自分自身がやっていて楽しければそれでよいのですが。
3位:Dark In The Night/Maio & Co.
第2位のkamikazeにて前奏の部分でその人のパラパラが上手いかどうかのセンスがわかってしまうユーロビートの代表と言いましたが、こちらも同様。90年代前半のパラパラフリークであればこの意味はご理解いただけるのではないでしょうか。
4位:HOTLOVE & EMOTION/VIRGINELLE
VIRGINELLEさまの名曲。まさにユーロビートの王道といった感じで、90年代前半はガンガンと盛り上がりでプレイされておりました。この曲のパラパラが好きというかたも多かったのではないでしょうか。
5位:MYSTERY IN LOVE/VIRGINELLE
まさにユーロビートの王道であるVIRGINELLEさまのHOTLOVE & EMOTIONを3位にするなら、この曲を入れないわけにはいかないでしょう。この曲はAメロのパラパラで最初は頭がこんがらがった方も多かったと思われます。慣れるとなんてことはなかったですね。
6位:Heartbreaker/Mike Hammer
90年代前半重低音が鳴り響くこのユーロビートの曲が出た時はインパクト大でしたね。アーイ・アイ・アイ♪
7位:Sugar Baby/Alexis
90年代前半の93年に流行ったSugar Baby。各ディスコのフロアでこの曲の前奏では「ハイッ、ハイッ、ハイハイハイッ!」の掛け声が鳴り響いておりました。
8位:KISS ME KISS ME BABE/VIRGINELLE
90年代前半の93年に前奏で「ハイッ、ハイッ、ハイハイハイッ!」の掛け声と言えばこちらも外せません。またまたVIRGINELLEさま。それにしても80年代からVIRGINELLEは日本でどれだけのヒット曲を輩出したのでしょうね。出せばすべてがスマッシュヒット状態であったかと。この曲のパラパラの前奏のステップを止めて腕を左右交互に斜めにしながらの振り付けは、女性がやりずらそうでしたね。
9位:Harmony/Valentina
みんなで両手を前に!そして上に!と楽しかったパラパラです。私的な感想を入れて申し訳ございませんが、ノリの良さの中に哀愁が全体に浸透されているこの曲は、90年代前半のユーロビートの中で一番好きな曲です。
10位:New Love/Annalise
90年代前半において隠れキャラのような存在でしたが、ノリノリでしたね。
11位:What Is Love/Mike Skanner
曲自体とパラパラの両方ともがカッコ良かった!
12位:SEVENTIES/Dave Rodgers
90年代前半はこの曲も外せないですね。
13位:BURNING LOVE/D.ESSEX
おっと、この曲を忘れていた!と入れさせていただきます。この記述をご覧のとうり、もう順位などどうでもよくなってきています。90年代前半あれだけの良いユーロビートの曲があってその中からベスト15曲を絞るなど所詮ムリがありますから・・・。
14位:Sound Of My Heart/Dave Hammond
みんなで瞬時にストップしたり、手拍子入ったり、お祭り踊りが入ったり、非常にパラパラに特徴があった曲ですね。みなさん思いだして踊れますか!?
15位:He-Hey Dancin’/King & Queen
この曲はたしか90年中頃~後半であった気がしますが、どうしても入れたくなったので最後に入れました。サビの部分で麻布十番の東京マハラジャでは「ヘイヘイ♪ダンシンッ♪トーキョーマハラジャ!」また横濱マハラジャでは同様に「ヘイヘイ♪ダンシンッ♪ヨーコハママハラジャ!」と皆で叫んでいたのが深く印象に残っていたからです。両店の閉店時の掛け声の大きさは凄かったです。懐かしいですね。
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