初めてマハラジャに行った際の、あのサイレンの音は未だ忘れません。
つんざくような高鳴りが脳を震撼させ、サウンドと共に衝撃的なインパクトとして身体全体に鳥肌が立ちました。
それからというもの、「東京マハラジャ麻布十番本店」の記事に記したように完全にマハラジャフリークになったわけです。
マハラジャの生(なま)サイレンが病みつきに
サイレンにも生(なま)サイレンとサンプリングマシンから発する電子系音サイレンの2種類ありましたよね。サンプリングサイレンはご存知のようにサンプラーにサンプリングした電子系のサイレン音を鍵盤を押して出すもの。
それよりも、なんといってもマハラジャの盛り上げ時のインパクトは生(なま)サイレンでしょう!当時、有線放送のB30でライブ配信されておりましたが、流れている曲にサンプラーの音はガンガン乗っかってましたが、生(なま)サイレンはお店でないと聞けないんですよね。
たまに、DJの方がしゃべる際にマイクのスイッチを入れるとそのマイクが生(なま)サイレンの音をひろってくれてましたが・・・(笑)。基本的に東京マハラジャはスローのインフォメーション時以外はマイクパフォーマンスはありませんでしたので、生(なま)サイレンをお店以外で聞けることって稀でした。
そこで、↓ その生(なま)サイレンを聞ける部分を3分ほどにまとめてユーチューブにアップ ↓しましたので、よければ当時の想い出を懐かしんでください。
やはりこのサイレンは何度聞いても最高ですし、お店に足を運ばないと聞けないので貴重性もありました。盛り上げの時間帯に鳴ると、もう身体が反応して世界に入り込んでしまったものです。
サイレンとサンプリング効果音なしでは満足できなくなった
当時のマハラジャフリークにはあるある話ですが、他店に行ってもこの生サイレンがないので、盛り上げ時もなんだか迫力に欠けるという印象をもったものです。
そして、他店で普通に聞き流していた曲も、マハラジャが盛り上げ時にその曲をかけてサイレンやサンプリング音が加わると、「この曲、かっこ良い!」ってなってしまうという、それほどまでインパクトがあったのが事実です。
初めて行った当初は、生(なま)サイレンのほかにはサンプリングマシンはなくてドラムマシンの音と、パトカー系の電子サイレン音でしたが、年を追う毎にどんどん新しい効果音が加わるというフリークを飽きさせないのもマハラジャのニクイところでした。
あとは、サンプリングの源音のセンスも素晴らしかったです。言葉系の「1・2・3・4・5・6 Do it!」「Clap your hands!」「Ah Yaeh!」「Do You Wanna Dance」など、あげたらキリがありませんが、全部好きでした。
しかし、私が特に好きだったのは、1番左側の鍵盤~音階毎に5鍵盤くらいに振り分けられていたピョンピョン系の音系の効果音。言葉系には出ない臨場感が大好きでした。更に輪をかけるようにYAMAHAのシンセサイザーから発する、あのウネる波が押し寄せてくるようなシャーという効果音!
やはり、オープン当初から閉店の10年以上もフリークを魅了したその時その時の音源のカセットテープは今となっても私の宝です。
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