浦安市舞浜1-7 東京ベイホテル東急1F
90年5月にオープンしたEDEN ROC エデン・ロック。
ニューヨークのロイヤルトンホテルをイメージさせたという内装は関東のNOVAグループの中でも相当豪華であったと思います。
当時はあの「郷ひろみさん、二谷友里恵さん夫妻がトータルアドバイザー&プロデュース参加!」のお店ということもあり、メディアにも大々的に取り上げられれおりました。
基本的に四角形のダンスホールが中心のマハラジャ系ですが、ここは円形のダンスホールというのも大きな特徴。
マハラジャ系列でありながら、いたるところに設けられたオブジェは他のマハラジャとは違った神秘的なものとなっており、深海をイメージして造られたとの事でした。高級感バリバリの異次元空間。
レンタルジャケットという他店にはないサービス
舞浜といえばディズニーだが、ディズニー目的で宿泊しているかたもターゲットにするのは集客としてはモチロンのことでしょう。
それにともないフロントの服装チェックはとくに厳しくはなかったが、おもしろいことにエデン・ロックにはレンタルジャケットというサービスがあったのです。
なぜ?と考えると、やはりドレスコードに大きく外れたかたの来店が多かったという証でしょう。
エデンロックは一体感が凄かった!
エデンロックには私は二度ほど行った記憶があり、最初はオープン直後で大変な混雑ぶりであったのを記憶しております。
そして、2度目は第二次パラパラブームの頃であったでしょうか?
その当時は朝まで営業しておりましたので、たしか東京マハラジャの閉店後に黒服さんに割引のチケットもらって友達と車をぶっ飛ばして行って朝まで騒いだのが最後ですね。
その時の記憶は鮮明に残っております。
マハラジャ系列では珍しい円形のダンスホールにもかかわらず円形側面にDJブースが併設されており、DJブースの前に低めのお立ち台があり、そこでは盛り上げ時に従業員がDJと一緒になってパラパラを披露しながら盛り上げるといった感じ。
円形のダンスホールが相乗効果を出していたのだと思いますが、従業員とDJとお客さんに物凄く一体感があり見たときは大変なインパクトでしたね。
エデンロックの当時の盛り上がりはDJブースの鍵盤が象徴!?
NOVA系列と言えば、流行りのサウンドと同時にDJのサンプリングマシンでの効果音にての煽り盛り上げ!
エデンロックのその頃に行かれた人で気が付かれた人もいるでしょうが、なんと、サンプリングマシンの鍵盤が3~4本くらい折れてました。(笑)
向かって一番左から並んで3~4本折れていたので、声ネタではなくズキューン的な効果音を割り付けた部分であると推測しますが、叩きすぎ!?
これには笑っちゃいましたが、鍵盤折れるほど盛り上げの為に叩きまくるDJさん達には恐れ入りますって感じです。
こういうのが、なんといってもマハラジャ系ファンにはグッときますね。
↓ 当時のエデンロックの名刺も出てきました。主任さんのものですね。
もともとの構想は、ディズニーランドで楽しんだあとのお客さんを夜に取り込むという戦略であったようで、オープンから大人気であったようですが、残念ながら徐々に客数も寂しくなっていったようです。
そう考えると、私の2度目の訪問時もそんな陰りが見え始めていた時期でお客さんも疎らでした。とはいえエデンロックはめちゃくちゃかっこいいディスコであったと記憶してます。
そして千葉の舞浜であろうが、マハラジャ系列の共同イベントである「トライアングル」においては、絶対にはずせないお店でした。
当時の店内ポスター
キャッチフレーズは「禁断のリンゴを食べたアダムとイヴの子孫たちへ」
メンバーズカード
【ディスコ好きが集まり、ライブで語り合うチャンネル】
YouTube▶ バブル ディスコの舞台裏【マハラジャ風ノンストップディスコミュージック】
YouTube▶ ディスコメモリーちゃんねる